
前回の日記「三保半島と日本平」の翌日。
埼玉からはそれなりに遠い静岡。折角なのでもう少しだけ楽しもうと日本平の後は焼津のビジネスホテル泊。
バイキング式の朝食をしっかり頂いて、車はホテルの駐車場に置かせてもらったままで出発。

細道を縫って岡部宿に入り、旧東海道を辿っていく。


宿場町を抜け、緩い坂を少し上って行くと宇津ノ谷隧道(明治のトンネル)に到着。
その名の通り明治時代に作られたレンガ造りのトンネルです。 一度見たかったのです(笑
詳しくは→コチラのサイトで説明されています。

トンネルを抜けると宇津ノ谷地区の集落。 谷間に街道の面影が残る40戸ほどの集落です。
平成17年度都市景観大賞「美しいまちなみ賞」優秀賞を受賞したらしい。

ランドナーを押しながらゆっくりと散策。

それぞれの風情ある建物を往復見て回った後は明治のトンネルの隣、かまぼこのような形の
「大正のトンネル」を抜けて少し来た道を戻る。「昭和のトンネル」や「平成のトンネル」も並行して
ありますが、それは特に見る必要もなさそうなのでパスして「廻沢口」の交差点から山の方に向かいます。

川沿いに続く集落を抜けると林道「廻沢線」。やや荒れ気味の道を上っていく、途中から斜度もあがり
グイグイと上って行くと「鞍掛峠」・・・あれ? 道間違えたw 途中の分岐を気づかずに上がって
きてしまった。 分岐まで戻って上り返します。

しかし、この道がタイヘンだった。 荒れてるし、ダートの箇所もあるし、何より15〜6%の斜度が
ずーーっと続く。 途中少し押してやっと高草山の山頂に到着。



焼津の街から御前崎、駿河湾一望の絶景が広がります! 反対側には富士山も頭を覗かしている。
これでこそ、苦労して上った甲斐があるってもんだ(^^)
山頂のベンチに座り、道の駅で買ってきたおにぎりと安倍川餅を食べて大休憩。
さて、そろそろ戻らないと帰る時間が遅くなってしまう。 しかし、上がってきた道で戻るのは
楽しくないので登山道で南側の道まで押し下ります。

15分位だったかな。広がる景色を眺めながら下の道に到着。


茶畑とミカン畑の間を縫うようなつづら折りの絶景道。「シムシティ」のような風景を見ながら下りてきた。

ちょこっとだけ走って帰る予定だったが、思いの外ハードに走って満喫してしまった(笑
車に戻り、焼津さかなセンターで駿河湾定食を食べ、ひものを買って帰路についた。
満足の静岡遠征でした♪
宇津ノ谷地区の集落、素晴らしいですね。
そしてその後の高草山。
雰囲気のいい山道、ハードだったようですが、
気持ちよさそうです。
私もたまには昔を懐かしんで走ってみようかなぁ。
味のあるトンネルも好きなので、今回の宇津ノ谷地区は行きたかったんですよー^^
高草山は気まぐれで行ってみたのですが、いやはや・・・
途中で諦めようかと思いましたが、この開けた景色を見れて疲れが吹っ飛びました(笑